ふりがな
ひらがな ルビ ( るび )
Language
Foreign Language

三重塔

 

三重塔(福岡県指定有形文化財)

福岡県指定有形文化財

 

 国分僧寺の塔は本来七重塔で、当初鐘楼門をはさんで三重塔とは反対の東側にあったと推定されています。焼失後、塔が再建さたのは明治になってからです。住職宮本孝梁師の発願により、明治21年(1888年)に着工し、28年完成、29年1月に落慶法要が行われました。
 その後100年経過して傷みが激しかったため、昭和60年から62年に全面的な解体修理が実施されました。
 三重塔は、昭和32年に福岡県の有形文化財に指定されています。建物の高さは約23.3m、初層の大きさは一辺が約7.5mです。建築様式は層塔と多宝塔の折衷様式で、心柱は全長23m・根元60cm角の杉材の一本物です。屋根の瓦は発掘調査で出土した大宰府系を復元しています。内部には大日如来を安置しています。二層目の上部の外壁面には、明治の文明開化の香りを漂わせる十二星座の彫刻が見られます。

三重塔
三重塔

戻る

 

お問い合わせ

部署名:みやこ町役場 歴史民俗博物館

電話番号:0930-33-4666