みやこ町公共施設個別施設計画
みやこ町が保有する公共施設の今後の基本的な管理方針を定めた「みやこ町公共施設等総合管理計画」に基づき、「みやこ町公共施設個別施設計画」を策定しました。
本計画は、老朽化が進む公共施設の適切な管理と持続可能な公共サービス提供を目的とした40年間の中長期計画です。
- みやこ町公共施設個別施設計画(6,375.9KB)
(令和6年3月策定)
- みやこ町公共施設等総合管理計画(リンクページ)
概要
計画期間
令和6年度(2024年)から令和45年度(2063年)までの40年間
対象施設
インフラ施設を除く計178施設(総延床面積 49,655.38平方メートル)を対象としています。
施設の現状と課題
- 財政的な問題: 40年間の施設の更新・大規模改修には約1,561億円が必要と試算されており、現在の財政状況では全ての施設を維持管理することは不可能です。
- 施設の老朽化: 調査対象施設の7割以上で構造躯体にひび割れや腐食、雨漏りなどの劣化が指摘されています。特に、豊津保育所や豊津ライスセンターなどでは、老朽化が著しく、構造的な危険性も指摘されています。
- 人口減少: 約40年後には人口が半減すると予測されており、施設の利用者の減少も懸念されています。
今後の方向性
施設の用途や状況に応じて、以下の対策を進めます。
- 施設の長寿命化: 多くの施設で適切な維持管理を行い、予防保全によって施設の長寿命化を図ります。
- 解体・譲渡・廃止: 老朽化が進んだり、利用率の低い施設は、解体したり、地元や民間へ譲渡したりすることで、施設の数を減らしていきます。
- 町民文化系: 公民館・集会所などは地元への譲渡を検討。
- 子育て支援施設: 2つの保育所を民営化し、譲渡を計画。
- 産業系: ライスセンターや育苗センターなどは譲渡または廃止を検討。
- その他: 農機具倉庫なども廃止を検討。
計画による効果と今後の課題
- 削減効果: 計画を推進することで、施設の延床面積を約18,000平方メートル削減し、老朽化対策にかかる総費用(LCC)を約34%削減できる見込みです。
- 財政的課題: 費用を削減しても、なお40年間で約140億円の財源が不足する見通しです。
- 今後の取り組み: 民間活力を積極的に導入することや、国・県の補助金を活用すること、そして日常的な点検を徹底して施設の保全を行うことで、この財源不足に対応していく方針です。