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みやこ町農業振興計画・みやこ町林業振興計画の策定

みやこ町農業振興計画

計画概要

みやこ町において、農業は基幹産業であり、主食米生産高5,160トンで県内8位(令和6年作物統計調査)の米どころである。また、生業としての農業だけでなく、生活や文化・風習、そして人々が暮らす町の風景も含めた“農”は、多岐にわたり、町民生活の礎となっている。みやこ町での暮らしと“農”は切っても切り離せない関係性であるといえる。


しかし、近年、急激な人口減少が進み、農業家者の高齢化が急速に進む中、地域の根幹を支える農業も取り巻く環境は一層厳しい状況となっている。“農”は農業に直接携わる人だけでなく、みやこ町に暮らすすべての人とも密接にかかわっている。農地を健全に管理することなどで、集落を維持し、この素晴らしい故郷を次の世代に引き継いでいく為には今後も“農”が大切にはぐくまれる環境を整えていかなければならない。

 

そのために、今後のみやこ町にとっての農業のあり方、ひいてはみやこ町に暮らす人々の生活をより豊かにするための基本方針となる「みやこ町農業ビジョン」を昨年度策定した。この長期ビジョンを実現していくために、今回、「人(農業に取り組む人と支える人)」「食と文化」「環境保全」の3つの大きな視点に加え、みやこ町に関わるすべての人に幸せを提供し続けるための「持続可能性」を保ちながら、農業をはじめとした、風土、文化なども視野に入れ、維持していくためにどうすべきなのか検証しつつ計画の策定を行いました。

 

みやこ町農業振興計画

 みやこ町農業ビジョン(2,965.2KB)pdf

 みやこ町農業振興計画(99.4KB)word

みやこ町林業振興計画

計画概要  

みやこ町は古くから里山として森林と寄り添ってきた地域であるが、山林整備は積極的には行われてこなかった。森林資源の状況としては福岡県の平均よりも多くのスギ、ヒノキ等を有しており、その大半が私有林であるが、林業従事者は少ない現状である。こうしたみやこ町の現状を明らかにするために実施した令和5年度みやこ町内森林・林業の現状調査の中で、下記の課題が挙がった。

 

1.施業地が小さく、生産効率が低い

森林所有者の所有面積が零細であり集約化が困難なため、小面積で施業をする事例が多く、効率的な道の設計や大型の機械の導入ができていない
 

2.原木需要・木材需要が無い

これまで継続的な木材需要がなかったことから、木材の加工・流通が発達しておらず、また近隣でも安定的な木材需要が少ないため、原木市場や製材工場といった施設もなく、日田市など遠方に出荷せざるを得ない
 
3.人材不足
林業経営体が少なく、造林や林産を行う林業従事者も不足している。また、森林計画の策定や管理を行う人材についても不足している
 
4.獣害
シカを中心とした獣害による植栽木の食害が深刻であることから植林しても成林しない状況がある
 
5.山林への関心
山林地権者の高齢化や町外地権者の増加等により森林に対する関心が希薄化し放置される山林が増加している。
 
こうした課題を解決する方針として林業振興計画を策定しました。
 

みやこ町林業振興計画

  みやこ町森林ビジョン(2,293.6KB)pdf

    みやこ町林業振興計画(3,347.5KB)word

お問い合わせ

部署名:みやこ町役場 産業振興課

電話番号:0930-32-2512

メールアドレス:nousei@town.miyako.lg.jp