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甲塚方墳

 

甲塚方墳

 

九州で最大級の規模を誇る長方形古墳
豊津地域を代表する古墳に、甲塚方墳があります。この古墳は八景山の南側で、県道椎田勝山線と国道496号線の交差点の南西側にあります。八景山の参道を行くと、県道椎田勝山線の高架部分の手前右側にある、笹におおわれた小高い古墳がこの甲塚方墳です。

 

この古墳の存在は古くから知られていたようで、内部の石室は以前から開口しており、石室内は信仰の場として使用されたり、盗掘を受けたりして、ずいぶん破壊されておりました。
このため、平成4~5年度に古墳全体の整備を前提に、発掘調査が行われました。その結果、墳丘の測量調査では、古墳の墳丘が東西の長さ約46.5m、南北の幅36.4m、高さ約9.5mあり、まわりの周溝を含めると長さ約72m、幅63mにたっする大型の方墳であることが確認されました。また、墳丘の発掘調査により、大型の前方後円墳にみられるような段築が斜面に二段めぐらされていることが判明しました。さらに、石室の調査では、国指定史跡である勝山地域の橘塚古墳・綾塚古墳に匹敵する巨大な石材を使用する横穴式石室であり、特に奥の玄室は天井までの高さが4.6mにもたっすることがわかりました。

 

甲塚方墳は6世紀の後半に築造された古墳ですが、最大の特徴は墳丘の形が長方形であるということです。同じころの方墳は近畿地方の天皇陵や有力豪族の古墳に多く、大阪府用明天皇陵古墳(一辺約65m)・推古天皇陵古墳(長さ約100m・幅75m)奈良県石舞台古墳(一辺約53m、蘇我馬子の墓)などがあります。当古墳に埋葬された人物は、旧仲津郡(行橋市・京都郡のほぼ南半分の地域)の首長であったと想像され、その人物は近畿地方と深い関わりをもっていたと考えられています。また、当古墳は町内で最大の古墳であるだけでなく、長方形の古墳としては、九州でも最大級の規模をほこるものです。

 

このような発掘調査の成果をもとに、旧豊津町では平成5年度に古墳公園としての整備工事を実施しました。その内容は、基本的に築造された当初の形に近付けるとともに、古墳全体をいつでも見学できるようにしました。

 

夏は涼しく、冬は暖かい古墳の石室の中に一度入ってみませんか。懐中電灯を持参すれば、また新しい発見があるかもしれません。

 

基本情報

所在地 福岡県京都郡みやこ町国作1393-1
営業日  
定休日  
公式サイト ≫みやこ町歴史民俗博物館デジタルミュージアム「甲塚方墳」

 

 

交通アクセス

 

 

交通アクセス
東九州自動車道「みやこ豊津IC」より、車で約5分
バス JR行橋駅から太陽交通バス(豊津方面行き)で約15分、
「長養団地入口バス停」下車、徒歩約5分
電車 平成筑豊鉄道「新豊津駅」下車、徒歩約20分

 

お問い合わせ

部署名:みやこ町役場 歴史民俗博物館

電話番号:0930-33-4666