害虫
スズメバチ
ハチは、「人に攻撃して危険だ」とか、「害虫である」などのイメージがありませんか?
スズメバチは、通常、巣を刺激しなければ人を襲うことはなく、毛虫などの害虫などを捕食したり、ハナバチ(ミツバチなど)は植物の種を実らせる受粉をしたり、人間の生活環境や農産業に対して多いに役立っています。
スズメバチが飛んできたら?
スズメバチは通常、5~6月頃から女王バチが巣を作り出し、働きバチを育て、9~10月までの一番活動が盛んな時期まで飛んでいます。
通常は、エサを探しているときは、攻撃してくることはありません。
部屋に入ってきたときは、なるべく高く明るい方の窓を開けて部屋を暗くすると、明るい方に飛んでいきます。
スズメバチに刺されたら?
応急処置としては、傷口から毒をしぼり出し、流水で洗い流します。
数箇所刺された場合や、アレルギー体質の人、過去にハチに刺されたことある人は特に注意が必要です。
症状がひどいと、呼吸困難、めまいや失神などの症状を起こす場合があるため、すぐに医療機関で受診してください。
巣を作られにくくするには
庭木や生垣、枝葉が密集し雨風の影響がない場所を好んで巣を作るので、定期的に庭木のせん定を行いましょう。
屋根裏や床下などにも巣を作る場合がありますので、網目の細かいネットや金網などを利用して外部から進入しないように防ぎましょう。
巣の駆除はどうすればいい?
ホームセンターなどで販売されているハチ専用の殺虫スプレーがありますが、巣作りが初期のもので小さく、働きバチが数匹程度であれば、駆除できると思われます。駆除する際は、帽子やタオルで顔を防御し、手袋は厚手のものを使用してください。
また、周辺に人がいないか、十分に注意を払ってください。
しかし、働きバチが多数いるようであったり、巣が大きく駆除に不安がある場合は、専門業者に駆除依頼をしたほうがいいでしょう。
町では巣の駆除を行っていません
町では、ハチの巣の駆除を行っていませんので、土地建物の所有者や管理者が専門業者などに依頼するなどし、責任をもって駆除を行ってください。
セアカゴケグモ
特定外来生物に指定されているセアカゴケグモを発見したときは、慌てずに素手で触らないようにし、市販の殺虫剤をかけるか、ふみつぶして駆除してください。その後で、役場住民課または京築保健福祉環境事務所 環境課地域環境係までご連絡ください。
特徴
- 体長は1センチメートル、全体は黒く背に赤色の帯状の模様。
- 攻撃性はなく、素手で触らない限り咬まれることはない。
生息場所
日当たりが良い場所や暖かい場所でエサとなる昆虫や小動物が豊富なところ。
※ 発見事例の多い地域では、排水溝の側面やふた(グレーチング)の裏、植木鉢の裏、公園の花壇やブロックなどで見つかっています。
防除方法など
- 清掃や花壇の手入れなど、野外作業を行う場合は長袖、長ズボン、手袋などを着用する。
- 市販の家庭用殺虫材で駆除可能。
- 小さな子どもが遊ぶ場合は、生息場所となるようなところに近づかないように保護者の方の見守りをお願いします。
咬まれたときの症状
- 針で刺したような痛みを感じ、発汗や吐き気などの症状が出ることがある。
- 国内でのセアカゴケグモによる咬傷事例が多数報告されていますが、重篤事例はありません(ただし、幼児・高齢者は症状が重くなる場合があるので注意が必要)。
咬まれた場合の対処法
- 温水や石鹸で傷口を洗い、病院で治療を受けてください。
- 病院を受診する際は、より適切な治療のため、殺虫剤などで殺したクモを持って行くようにしてください。
発見した場合の連絡先
- みやこ町役場 住民課
- 京築保健福祉環境事務所 環境課地域環境係
電話番号:0930-23-9050 - 詳しくは、特定外来生物「セアカゴケグモ」に注意してください。 - 福岡県庁ホームページを見てください。
お問い合わせ
部署名:みやこ町役場 住民課
電話番号:0930-32-2510
メールアドレス:juumin@town.miyako.lg.jp