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犬・猫の飼い方・マナー

 

飼い主の責任

 

近年犬・猫は、一方的に愛情を注いだり、姿やしぐさを楽しんだりするためだけではなく、ともに暮らし、時には心を通い合わせる人生のパートナーとなってきています。

その一方で、間違った飼い方をしているために、犬・猫の存在が飼い主や周囲の人たちへのストレスやトラブルの元となったり、アレルギーなどさまざまな病気の原因になったりする事例も発生しています。

犬・猫を飼うことは、その一生について責任をもって面倒を見ることです。犬や猫は人間と同じように命ある存在です。世話は休みなく続きます。意思と感情を持ち、必ずしも飼い主の思い通りになりません。しかも、犬や猫の起こしたトラブルはすべて飼い主の責任となります。

飼うには愛情はもちろん必要ですが、かわいいという気持ちだけでは生き物は飼えません。生態や習性を理解し、自分が最後まで責任を持って飼えるのか、飼う前によく考える必要があります。

 

犬の飼い方、マナー

 

しつける

愛犬も社会の一員です。きちんとしつけをして他人に迷惑をかけないようにしましょう。正しいしつけは飼い主との信頼を深めます。

無駄ぼえなどもその原因を探ることで、解決できる場合があります。

 

清潔にする

犬を飼育している場所を常に清潔にし、犬のふん尿などは衛生的に処理し、悪臭などが発生しないように努めなければなりません。

 

最後まで面倒をみる

愛犬はいつか亡くなります。最後まで看取ってあげることは、私たちにゆるぎない信頼を寄せてくれた犬への恩返しです。

 

不妊・去勢手術をする

繁殖を望まない場合は、飼い主の責任で繁殖制限をしましょう。不妊・去勢手術は犬に害のあるものではなく、不幸な子犬をつくらないための最良の方法です。

 

係留する

敷地内でつなぐか、逃走しない柵内などで飼いましょう。放し飼いは法律、条例で禁止されています。散歩のときは必ず引き綱をつけましょう。

放し飼いは絶対してはいけません。

 

ふんは持って帰る

一番多い苦情は、ふんと尿に関するものです。公園や花壇には、必ずと言っていいほど犬のふんが見られます。ふんには、サルモネラ菌や大腸菌が常在しており、公園などで遊ぶ子どもたちがそれに触れると、食中毒などを引き起こす危険があります。

 

猫の飼い方・マナー

 

飼い猫が原因と思われる苦情も多く寄せられています。

また、野良猫も、もとをたどれば飼い猫だったのです。野良猫を増やさないためにも、まず、猫の飼い主が責任のある飼い方をすること大切です。そうすれば、不幸な猫も増えず、飼い猫も、地域の人も、もっと幸せになれるはずです。

 

室内で飼いましょう

猫の特性をよく理解し環境を整え、十分な愛情をかけるとともに、不妊・去勢手術を実施することで、ストレスなく室内で暮らせる動物です。室内で飼うことで周囲へ迷惑をかけないだけでなく事故や感染症から猫を守り、迷子防止など多くの利点があります。

 

身元を表示しましょう

衰弱や事故などで動けなくなった猫が多数保護収容されています。これらの猫のほとんどは飼い主が判明していません。自分の飼い猫に責任を持つためにも、迷子札やマイクロチップなど飼い主が分かる標識を付けましょう。

 

不妊・去勢手術をしましょう

猫は年に2、3回出産し、すぐに増えてしまいます。責任を持って飼うことができなければ、不幸な子猫をつくらないためにも必ず不妊・去勢手術をしましょう。

 

手術をしたらどうなるの?

雄猫も雌猫も、繁殖のストレスから解放され、おだやかに暮らすことができます。

また、手術後の雄、雌にはそれぞれ次のような特徴があります。

 

最後まで面倒をみる

猫は15~20年ぐらい寿命があります。病気になったり、体が弱って世話が大変になったりしたからといって途中で放棄せず、習性などを理解し最後まで責任を持って飼いましょう。

なお、猫を捨てることは犯罪です。やむを得ず飼うことができなくなったときには、新しい飼い主を見つけるよう最大限の努力をしてください。

お問い合わせ

部署名:みやこ町役場 住民課

電話番号:0930-32-2510

メールアドレス:juumin@town.miyako.lg.jp