AED(自動体外式除細動器)を設置しています
みやこ町では、町民のみなさまの大切な命を守る体制の整備の一環として、町民が多く利用する町有施設にAEDを設置しています。
AED(自動体外式除細動器)とは
AEDとは、Automated External Defibrillatorの頭文字をとったもので、日本語訳では自動体外式除細動器といい、心室細動(心臓が細かく震え、血液を全身に送ることができない状態)を起こした際、心臓に電流を流してショックを与えることで、正常な心臓のリズムに戻す機能を持つ医療機器です。
AED自体が音声で使用の手順などを示すので、どなたでもAEDを使用した救命活動を行うことができます。
一次救命処置の重要性
心臓が止まってしまうような重大な事故は、いつ、どこで、何が原因で起こるか分かりません。心臓と呼吸が止まってから時間の経過とともに救命の可能性は急激に低下しますが、一次救命処置(心肺蘇生やAED(自動体外式除細動器))などの応急手当を行えば、救命の可能性はおよそ2倍になることが分かっています。
日本では、119番通報があってから救急車が現場に駆けつけるまでに平均して約9分かかります。事故などにあった人が心停止になったとき、傷病者の命を救うためには、その場に居合わせた方による一次救命処置が重要といえます。
AED設置場所