高齢者用肺炎球菌予防接種について
平成26年10月1日より、高齢者の肺炎球菌の予防接種が予防接種法に基づく定期の予防接種となり、対象者の方は、費用の一部負担で接種が受けられます。
接種をすると、肺炎球菌が原因で起こる肺炎をはじめとする感染症の予防や、感染してしまった場合の重症化予防に有効です。
対象の年代で、これまでに高齢者用肺炎球菌の予防接種をした履歴が当町で確認できないかたには、4月に個別通知(はがき)を発送します。
医療機関を受診する際は、必ず個別通知(はがき)を持参してください。
厚生労働省:肺炎球菌感染症(高齢者)について(外部リンク)
肺炎球菌感染症について
肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。日本人の約3~5%の高齢者では、鼻やのどの奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。
肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し、重症化を防ぐ効果があります。
接種の概要
対象期間
令和5年4月1日(土曜日)~令和6年3月31日(日曜日)
接種料金
2,000円 (生活保護のかたは、診療依頼書を提示すると無料になります。)
接種回数
1回
※5年以内に再接種した場合、強い副反応が出ることがあります。今までに接種したことがないか、必ず確認をしましょう。
公費助成の対象者
生年月日 | 年齢 |
---|---|
昭和33年4月2日~昭和34年4月1日 | 65歳となる人 |
昭和28年4月2日~昭和29年4月1日 | 70歳となる人 |
昭和23年4月2日~昭和24年4月1日 | 75歳となる人 |
昭和18年4月2日~昭和19年4月1日 | 80歳となる人 |
昭和13年4月2日~昭和14年4月1日 | 85歳となる人 |
昭和8年4月2日~昭和9年4月1日 | 90歳となる人 |
昭和3年4月2日~昭和4年4月1日 | 95歳となる人 |
大正12年4月2日~大正13年4月1日 | 100歳となる人 |
※過去に肺炎球菌ワクチンの予防接種を受けたことがない人
令和6年度以降の高齢者肺炎球菌ワクチンの対象者について
現在、各年度の3月31日の時点で、65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる人を対象としていますが、令和6年度以降は、65歳の人のみが対象となります。
これまで、対象の年度に肺炎球菌予防接種を受けなかった場合、65歳の人は5年後に再度、定期接種としての接種機会がありましたが、令和6年度以降は65歳になる年度に接種を受けなければ、以後、定期接種の対象となることはありません。
今年度70歳以上の人も、令和6年度以降は定期接種・任意接種のいずれにおいても対象とならず、全額自己負担となりますので、接種を希望する人は令和6年3月までに接種を受けるようにしてください。
※満60歳から満65歳未満で心臓、じん臓、呼吸器の機能障がいまたはヒト免疫不全ウイルスにより身体障害者手帳1級をお持ちの人は引き続き対象となる予定です。
実施医療機関
福岡県内の指定医療機関 (詳しくは、子育て・健康支援課へお問合せください。)
医療機関名 | 電話番号 |
---|---|
もえぎ岡本医院 | 0930-32-5522 |
かつやま診療所 | 0930-32-2311 |
京都病院 | 0930-32-2711 |
長末医院 | 0930-33-4145 |
のぐちクリニック | 0930-33-1148 |
こが医院 | 0930-42-0061 |
やまびこ診療所 | 0930-43-5275 |
注意事項
事前に医療機関へお問合わせ、予約のうえ、受診してください。接種時間などがそれぞれの病院で対応が違います。
※ 福岡県の指定医療機関以外で接種するときは、町が発行する「依頼書」が必要です。事前にご連絡ください。
※ 予診票は町内の病院や役場で配布しています。
※ 体調の良い時に体温測定を行ってから受診するように心がけてください。
※ 新型コロナワクチンを接種する場合、前後2週間は他のワクチン接種ができません。接種時期にご注意ください。
(同時接種不可)
お問い合わせ
部署名:みやこ町役場 子育て・健康支援課
電話番号:0930-32-2725
メールアドレス:kosodate@town.miyako.lg.jp