「生誕140年 夏目漱石最愛の弟子・小宮豊隆」企画展を開催します
みやこ町出身の小宮豊隆は、夏目漱石の作品「三四郎」のモデルとも言われ、夏目漱石を介して様々な業績を残しました。
夏目漱石存命中は、「三四郎」をはじめとする作品モデルや着想のヒントに、漱石没後は『漱石全集』の編纂や『漱石伝』の観光に加え、日本の伝統文化研究に携わりました。
また、戦時中は『漱石文庫』をはじめとする貴重な文化遺産の保護に努め、戦後は文化力による日本の復興など「大正教養主義」を体現するかのような篤実な学者として歩まれました。
生誕140年となるこの年、ご遺族から追加寄贈された新資料を交えて、その足跡をたどります。
夏目漱石最愛の弟子・小宮豊隆の歩みにふれてみませんか?
企画展の概要
主 催
みやこ町教育委員会・みやこ町歴史民俗博物館
協 力
新宿区漱石山房記念館(東京都)・香日ゆら(漫画家)
期 間
10月20日~12月22日
※ただし、会期中の月曜日および休日の翌日は休館
※開館時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
会 場
みやこ町歴史民俗博物館 常設展示室(エリア1/小宮豊隆記念展示室)
主な展示資料
- 漱石作品「三四郎」のモデルとしての小宮豊隆とその周辺を知る資料群
・小宮豊隆宛寺田寅彦書簡(「三四郎」様あて年賀状)
・鈴木三重吉記「『三四郎』作中人物モデル(与次郎)辞退届」
- 小宮豊隆と漱石山房に集う人々ゆかりの資料群
・小宮豊隆送別宴図屏風(豊隆の欧州留学の餞に集まった門弟らの似顔絵屏風)
・津田青楓画「漱石山房図」
- 漱石没後の小宮豊隆の動向に関する資料群
・「漱石全集」「漱石伝」編纂時資料群
・「小宮豊隆文庫」資料
以上を加えた新資料80点ほどを展示します。
観覧料
大人200円
高校生以下100円(団体料金あり/20名以上)
※10月20日の「ふるさと遺産フェスタ」開催日は無料となります。
お問い合わせ
部署名:みやこ町役場 歴史民俗博物館
電話番号:0930-33-4666