○みやこ町森林伐採のための作業路開設による災害の発生防止に関する条例

平成18年3月20日

条例第174号

(目的)

第1条 この条例は、森林伐採のための作業路の開設について必要な規制を行うことにより、作業路開設に起因する災害の発生を未然に防止し、もって住民生活の安全に寄与することを目的とする。

(定義)

第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(1) 「森林伐採」とは、みやこ町森林整備計画の対象となっている民有林(森林法(昭和26年法律第249号)第25条に定める保安林を除く。)において、一定区域の森林を全面積伐採する行為をいう。

(2) 「作業路開設」とは、伐採及び搬出の用に供するために、人力以外の方法を用いて道路を作設する行為をいう。

(3) 「森林伐採区域」とは、森林伐採を行う土地の区域をいう。

(作業路開設を行う者等の責務)

第3条 作業路開設を行う者は、作業路開設による土砂の崩壊、流出その他の災害の発生を防止するために必要な措置を講じなければならない。

2 土地の所有者、管理者又は占有者は、当該森林伐採区域において作業路開設が行われることにより、土砂が崩壊し、又は流出しないよう適正な管理に努めなければならない。

(作業路開設の許可)

第4条 作業路開設を行う者は、森林伐採区域の土地の面積が2ヘクタールを超え、かつ、規則で定める作業路の規模を超える場合は、町長の許可を受けなければならない。ただし、次に掲げる作業路開設については、この限りでない。

(1) 災害復旧のために必要な応急措置として行うもの

(2) 国、地方公共団体その他規則で定める公共的団体等が行うもの

(3) 森林法第10条の2に規定する林地開発許可を受けたもの

(4) 当該作業路の構造規格及び設計の基準が、福岡県林務関係作業道(路)実施基準に基づくことが確実であるもの

(変更の許可)

第5条 許可を受けた者は、許可内容を変更しようとするときは、町長の許可を受けなければならない。

(地位の承継)

第6条 許可を受けた者の相続人(相続人が2人以上ある場合においては、その協議により定めた当該作業路開設に係る事業を承継する1人の相続人)は、被相続人が有していたこの条例の規定による地位及び義務を承継する。

2 許可を受けた法人が合併し、又は分割した場合において、合併又は分割後の法人が同項の許可に係る作業路開設に係る事業を継続しようとするときは、合併後存続する法人若しくは合併により設立された法人又は分割により当該作業路の開設等に係る事業を承継する法人は、町長の承認を受けて、当該許可を受けた法人が有していたこの条例の規定による地位を承継することができる。

3 許可を受けた者から当該森林伐採区域の土地の所有権その他作業路開設を行う権限を取得した者は、町長の承認を受けて、当該許可を受けた者が有していたこの条例の規定による地位を承継することができる。

(許可の取消し等)

第7条 町長は、この条例の規定による許可を受けた者が次の各号のいずれかに該当するときは、当該許可を取り消すことができる。

(1) 許可を受けた日から起算して1年を経過した日までに当該許可に係る作業路開設に着手していないとき。

(2) 許可に係る作業路開設に着手した日後1年以上引き続き当該作業路開設を行っていないとき。

(3) 第5条に違反したとき。

(4) 虚偽の申請その他不正な手段により許可を受けたとき

(標識の掲示)

第8条 当該森林伐採区域内の公衆の見やすい場所に、当該許可に係る作業路の開設(作業路開設に伴い、土砂の崩壊又は流出を防止する措置を講ずる場合にあっては、当該措置を含む。)を行っている間、必要な事項を記載した標識を掲示しなければならない。

2 前項の標識に記載した事項に変更が生じた場合には遅滞なく、当該記載した事項を書き換えなければならない。

3 前条の規定により許可を取り消されたときは、直ちに、当該作業路開設を完了し、又は廃止したときは、遅滞なく、当該標識を撤去しなければならない。

(完了届等)

第9条 第4条の許可を受けた者は、当該作業路開設を完了し、又は廃止したときは、その日から起算して14日以内に、その旨を町長に届け出なければならない。

(報告等の徴収)

第10条 町長は、必要に応じ、作業路の開設を行った者(作業路の開設に係る工事の請負人及びその下請人を含む。次条において同じ。)に対し、報告又は資料の提出を求めることができる。

(立入検査)

第11条 町長は、必要に応じ、町職員に、作業路開設を行った者の事務所、作業路開設区域その他の業務を行う場所に立ち入り、作業路開設の状況、施設、帳簿、書類その他の物件を検査させ、又は関係人に質問させることができる。

2 前項の規定により立入検査をする職員は、規則で定める証明書を携帯し、関係人に提示しなければならない。

(措置命令等)

第12条 町長は、第4条又は第5条の規定に違反して作業路の開設を行った者に対し、作業路の開設その他の行為の停止を命じ、又は相当の期間を定めて、原形復旧その他必要な措置を講ずるよう命ずることができる。

2 町長は、第7条の規定により許可を取り消した場合又は第9条の規定による届出があった場合において、当該作業路開設に起因する土砂の崩壊、流出その他の災害が発生するおそれがあると認めるときは、当該許可の取消しを受けた者又は当該届出をした者に対し、原形復旧その他必要な措置を講ずるよう命ずることができる。

3 町長は、第4条若しくは第5条の規定に違反して作業路開設が行われた場合又は前各項の規定による命令をした場合は、この条例の規定に違反している旨又は当該命令内容等を記載した標識を当該森林伐採区域内に設置することができる。

4 何人も、前項の規定による当該標識の設置を拒み、又は妨げてはならない。

(委任)

第13条 この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。

附 則

(施行期日)

1 この条例は、平成18年3月20日から施行する。

(経過措置)

2 この条例の施行の日の前日までに、合併前の犀川町森林伐採のための作業路開設による災害の発生防止に関する条例(平成16年犀川町条例第9号)の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、この条例の相当規定によりなされたものとみなす。

みやこ町森林伐採のための作業路開設による災害の発生防止に関する条例

平成18年3月20日 条例第174号

(平成18年3月20日施行)